兄弟のような二つの名曲 ― 運命と田園
来年2月1日の演奏会まで残り2か月を切りました。
今回から数回に分けて、演奏会で取り上げる曲について、皆さんの“聴く楽しみ”が増えるような発信をしてまいります。
第1回目は、交響曲第5番「運命」と交響曲第6番「田園」。実は“兄弟のような関係”というテーマでお届けします。
「運命」は重く情熱的、「田園」は穏やかで楽しげ――まるで正反対のようですが、この2曲はほぼ同時期に作曲されました。しかも完成は、番号が後の「田園」の方が先だったという説もあります。初演当時は「運命」が第6番、「田園」が第5番と呼ばれていたという話も残っています。
こんなに違う性格の2曲を同時に作ってしまうとは、天才ベートーヴェンの頭の中はいったいどうなっていたのでしょう。本当に驚かされますね。
それでも実は、この2曲には“兄弟らしさ”を感じる共通点も多くあります。次回はそんな「似ている点」に注目してお届けします。どうぞお楽しみに。
そして、この2曲を含むプログラムをお聴きいただけるのが、私たちの第24回定期演奏会です。ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」、第6番「田園」、そして「コリオラン序曲」をお届けします。
ドラマティックで力強い響きと、心安らぐ自然の風景が一度に味わえるコンサートです。ぜひ会場でそのコントラストを体験してください。
第24回 定期演奏会
日時:2026年2月1日(日)14時開演
会場:光が丘IMAホール(東京都練馬区光が丘5-1-1 光が丘IMA中央館4F)
曲目:
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
指揮:横川雅之
入場無料



